稽古内容
会話をして向き合う
先々週の土曜日の稽古で、最近秋田桂林館に入門したばかりの、もうすぐ6歳になる男の子と話をする機会がありました。その日は、1対1で話をする時間があり、休憩時間に話をしました。
「〇〇君は、なんで空手がしたいと思ったの?」
「マリオ(ゲームソフト・スーパーマリオブラザーズのマリオ)みたいになりたいから。」
「なんでマリオみたいになりたいの?」
「マリオは、ジャンプしたり変身したりして強いから。」
「そっかあ、〇〇君は強くなりたくて空手をしたいんだね。」
「ちがう、クッパ(ゲームの中で一番強いカメの大ボス)を倒せるようになりたいの。」
「???、クッパを倒せるくらい強くなりたいの?クッパを倒すのが目標?」
「そう。マリオはねぇ、クッパを倒してピーチ姫を守ることができるんだよ。」
「そっか、〇〇君はピーチ姫を守れるようになりたいんだ。〇〇君はピーチ姫と同じように守りたい人がいるの?」
「いる。△△ちゃん(妹)。」
私は、もうすぐ6歳になる、その男の子と話をしながら自分の未熟さを痛感しました。みんないろんな考え・目的があって、空手の稽古をしています。私は、いままで空手をしてきて作りあげた経験や思い込みの中で、その子と会話をしてしまいました。そして、その子の「空手をしたい目的」を自分の中で作りあげていたように思います。全く人と向き合って会話をするということが出来ていませんでした。
話をした男の子は、初めから「敵を倒す強さ」などは求めてはいませんでした。「人を守れる強さ」を求めていたのです。
子供たちはよく考えています。そして、いい意味で経験が少ないため、大人の「常識」にとらわれない発想を持っています。ただ表現と言葉がまだ分からないため、外にうまく伝えられないだけです。一人の人間としてきちんと向き合う。そして、表現力が未熟な分、こちら側が子供たちの心を引き出してあげなければならない、そう痛感しました。
道場生としっかり会話をして向き合う、人と向き合う、社会と向き合う、言葉で伝えられることなど少ないかもしれません。それでも、基本は「言葉を通して向き合う」ことが大事だと思います。
館長として、そのことを忘れず指導をしていきます
「〇〇君は、なんで空手がしたいと思ったの?」
「マリオ(ゲームソフト・スーパーマリオブラザーズのマリオ)みたいになりたいから。」
「なんでマリオみたいになりたいの?」
「マリオは、ジャンプしたり変身したりして強いから。」
「そっかあ、〇〇君は強くなりたくて空手をしたいんだね。」
「ちがう、クッパ(ゲームの中で一番強いカメの大ボス)を倒せるようになりたいの。」
「???、クッパを倒せるくらい強くなりたいの?クッパを倒すのが目標?」
「そう。マリオはねぇ、クッパを倒してピーチ姫を守ることができるんだよ。」
「そっか、〇〇君はピーチ姫を守れるようになりたいんだ。〇〇君はピーチ姫と同じように守りたい人がいるの?」
「いる。△△ちゃん(妹)。」
私は、もうすぐ6歳になる、その男の子と話をしながら自分の未熟さを痛感しました。みんないろんな考え・目的があって、空手の稽古をしています。私は、いままで空手をしてきて作りあげた経験や思い込みの中で、その子と会話をしてしまいました。そして、その子の「空手をしたい目的」を自分の中で作りあげていたように思います。全く人と向き合って会話をするということが出来ていませんでした。
話をした男の子は、初めから「敵を倒す強さ」などは求めてはいませんでした。「人を守れる強さ」を求めていたのです。
子供たちはよく考えています。そして、いい意味で経験が少ないため、大人の「常識」にとらわれない発想を持っています。ただ表現と言葉がまだ分からないため、外にうまく伝えられないだけです。一人の人間としてきちんと向き合う。そして、表現力が未熟な分、こちら側が子供たちの心を引き出してあげなければならない、そう痛感しました。
道場生としっかり会話をして向き合う、人と向き合う、社会と向き合う、言葉で伝えられることなど少ないかもしれません。それでも、基本は「言葉を通して向き合う」ことが大事だと思います。
館長として、そのことを忘れず指導をしていきます

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